お役立ちコラム

心霊よりも迷惑なのは人間?事故物件と心霊現象の関係
2016.08.02
事故物件を有利に売却するための5つのプロフェッショナルアドバイス


 

事故物件には、決まって心霊の噂が付きまといます。
ただの噂と放っておくと、全国的に心霊の噂が広がり、「心霊ツアー」と称した悪質な不法侵入や、近隣住人への迷惑行為にも発展し兼ねません。
事故物件に心霊の噂が広まっても、冷静に対応し、適切な売却価格で堂々と取引きを行いましょう。

 

「事故物件=心霊」と思われてしまう理由

物件内で入居者が変死したり、悲しい事件に巻き込まれて亡くなったりした事が周辺住民に伝わると、物件の周辺は暗い雰囲気に包まれます。
また、物件が巻き込まれた事件が全国規模の場合、連日カメラで建物の外観が映されてしまい、多くの人に事故物件である事を印象づけてしまいます。
しかし、人が亡くなった事の報道は、心霊の噂が広まるきっかけにしか過ぎません。
心霊の噂は、誰かが証言しなければ、それ以上広まる事はありえないのです。

 

心霊の噂を流す人の心理

自分の住んでいる街で凄惨な事件が起きれば、噂をしたくなるのが人間です。
「あの人は昔からこうだった」
「あの家では前にもこんな事があった」
など、多少不謹慎ではありますが、事件と関わりのありそうな話題を結びつけて、盛り上がる人もいらっしゃいます。
そのような方の噂が徐々に広まると、場合によっては、
「恨みを残した霊が事故物件に現れる」
「事故物件の周りに、良くない霊が集まっている」
など、徐々に心霊めいた噂に発展してしまう事もあります。

 

心霊よりも迷惑な人間の「心霊ツアー」

全国的に有名な心霊スポットになってしまうと、さらに後処理が大変です。
ネットで噂を聞きつけた若者が、「心霊ツアー」として物件周辺に集合するようになってしまいます。
物件の前を通りすぎて冷やかすだけで収まる事もありますが、バイクや車の排気音、カメラのフラッシュ等で、近隣住民に迷惑がかかる事態は避けられません。
酷いケースになると、敷地内に不法侵入されてしまったり、ゴミや空き缶を不法投棄されたり、敷地内の写真をネットにアップロードされたりする事もあります。
このような事態に発展してしまった場合は、速やかに警察に通報し、周辺を警備してもらうようにしましょう。

 

冷静に物件を売る事が、最も効果的な心霊対策

心霊現象の噂を聞いて、入居を取りやめる方もいらっしゃいますが、そのような方がいるからと言って、物件そのものの価値が下がる訳ではありません。
最も恐ろしいのは、事故物件を敬遠する入居者ではなく、心霊を面白半分でネタにする第三者です。
物件としての価値があれば、どのような心霊の噂があっても買い手は存在します。
心霊の噂が広まってしまっても、事故物件を売却する時は、冷静に取引を進めましょう。
ただし、事故物件はどうしても相場以下の売値になってしまいますので、まずはその土地の相場価格をきちんと把握しておきましょう。

ハッピープランニング株式会社が運営するお困り不動産解決本舗では数多くの事故物件買取実績がありますので、事故物件の売却を検討されている方はぜひお問い合わせください。

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