お役立ちコラム

大型犬と賃貸で暮らすポイントとは?よい物件を見つける方法も紹介
2022.10.29
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「大型犬と一緒に賃貸に住みたいけど、よい物件が見つからない。」
大型犬を飼っている方には、このようなお悩みがあるのではないでしょうか?


そこでこの記事では、大型犬と暮らせる賃貸物件の探し方や、大型犬と住むときのポイントを紹介します。
大型犬と賃貸で暮らしたいと考えている方は、ぜひご覧ください。


大型犬の定義は25kg以上

大型犬の大きさに明確な基準はありませんが、畜犬団体であるJKC(一般社団法人ジャパンケネルクラブ)では25kg以上が大型犬であるとしています。

とはいえ、25kg未満でも大きく見える犬はたくさんいます。
中には20kg以上の犬を大型犬とみなしている不動産屋もあるので、確認が必要です。
一般的な犬のサイズは以下のとおりです。

小型犬 10kg未満 チワワ・トイプードル
 中型犬 25kg未満 柴犬・フレンチブルドッグ
大型犬 25kg以上 ゴールデンレトリバー・セントバーナードなど


大型犬と住める賃貸物件を見つけるのは難しい

大型犬と住める賃貸を探しているとき、ペット可と記載があっても実際には大型犬はNGである物件は多くあります。

賃貸マンションの場合、ほとんどが共用エリアでのルールとして、犬の抱っこを義務付けています。
犬が苦手な方や犬アレルギーを持っている方への配慮だったり、急に吠えたり噛みついたりするのを防ぐためです。

しかし、大型犬の場合は抱っこが出来ません。

また以下のような問題によって、近隣住民とトラブルに発展する恐れもあります。

● 犬独特のにおいや排せつ物からくるにおい
● 吠えたり室内で遊びまわったりした際に生じる騒音
このような理由から、大型犬と住める賃貸物件を見つけるのは難しいとされています。


大型犬と賃貸に住むためのポイント4選

賃貸物件に大型犬と住む場合には、近隣住民への配慮はもちろん、愛犬によい環境にするのも大切です。
そこでこちらでは、大型犬と賃貸物件で快適に暮らすためのポイントを4つ紹介します。

1. 十分な広さが確保できる
2. 防音に優れている
3. 周辺環境が整っている
4. 室内環境を確認する

ではそれぞれ見ていきましょう。

十分な広さが確保できる

キャットタワーを使い縦に動く猫とは異なり、犬は横に動き回ります。
大型犬ともなるとある程度の運動量が必要なので、広い部屋を選ぶようなスペースの確保が必要です。
大型犬に適した賃貸の庭付き戸建て住宅も、数は少ないもののゼロではありません。
不動産屋に問い合わせたり、こまめに物件を検索したりして、出来るだけ広い物件を選びましょう。


防音に優れている

賃貸マンション・アパートに大型犬と住む場合には、防音に優れた物件を選ぶのが鉄則です。
大型犬が歩いたりはしゃいで飛び回ったりすると、想像以上に階下や隣まで響きます。

また留守番中に吠え続けたり、普段の生活でも鳴いたりすると、マンション全体に聞こえてしまうケースもあります。
騒音トラブルにならないよう、防音設備がしっかりした物件を選ぶべきでしょう。


周辺環境が整っている

愛犬と暮らす際に確認したい事の一つに、周辺環境の充実度が挙げられます。
お散歩ルートの確保はもちろん、動物病院の有無も賃貸物件を選ぶ際のポイントです。

また保育園や幼稚園の近くであれば、大型犬のお散歩が良く思われない場合もあります。
勝手な行動をしないように、普段からしっかり愛犬をしつけておくのも大切です。


室内環境を確認する

愛犬にとってストレスがないよう、室内環境も確認しましょう。
排せつ場所の確保・衛生管理はもちろん、落ち着いて眠れる場所も必要です。
お留守番時にコードを噛んだり家具を倒さないよう、大きいゲージで囲むような安全面での対策も必須となるでしょう。

また犬は温度変化に弱いので、エアコンを使用して部屋の温度を一定に保つなど、健康への配慮も大切です。

大型犬と住める賃貸を見つける方法とは?2つの探し方を紹介

大型犬と住める賃貸物件を探すにはどのようにしたらよいでしょうか?
効率的によい物件を探すには、以下の2つの探し方があります。

1. 情報サイトで条件を絞って検索する
2. 複数の不動産屋に問い合わせる

それぞれ見ていきましょう。


情報サイトで条件を絞って検索する

一つ目が、不動産屋サイトで検索する方法です。
スーモ・スマイティ・アットホームなどの情報サイトを確認したり、サイト内のこだわり検索で大型犬可の条件をいれて検索したりしましょう。

また不動産屋の情報サイトでは、大型犬以外の情報も一緒に調べられます。
公園やコンビニの有無などを効率的に探しましょう。


複数の不動産屋に問い合わせる

大型犬と暮らせる賃貸物件の探し方に、不動産屋に直接問い合わせる方法があります。
情報サイトでペット可でも、大型犬はNGとなっている賃貸物件は多いです。

複数の不動産屋に希望する条件やエリアを伝えておくと、希望に添った物件があった場合にそれぞれの不動産屋が知らせてくれるので非常に便利です。
複数の物件を比較すると、よりよい物件を見つけられるでしょう。


まとめ

この記事では、大型犬と賃貸で暮らすポイントや、よい物件を見つける方法を紹介しました。
大型犬と賃貸で暮らすには、近隣住民への配慮や、愛犬が快適に過ごせる物件を見つけるのが大切です。

よい物件を見つけるためには、情報サイトを活用したり複数の不動産屋に問い合わせたりする方法があります。
入念に精査して、希望に添う物件を見つけましょう。